40周年記念プライオリティパスとは?取り方・使い方まとめ

東京ディズニーリゾートで遊ぶとき、人気アトラクションの長い待ち時間に悩まされた経験はありませんか?限られた時間の中で、できるだけ多くのアトラクションを楽しみたいというのは、すべてのゲストに共通する願いでしょう。

そこで今回は、待ち時間を短縮できる無料サービス「40周年記念プライオリティパス」について、取得方法から活用のコツまで詳しく解説します。このシステムを上手に使いこなせば、パークでの時間をより充実したものにできるはずです。

40周年記念プライオリティパスの基本情報

  • プライオリティパスとはどんなサービスか
  • サービス開始の経緯と現在の状況
  • 利用できる対象パークと施設

プライオリティパスとはどんなサービスか

40周年記念プライオリティパスは、対象のアトラクションを指定された時間帯に短い待ち時間で楽しめる無料サービスです。東京ディズニーリゾート公式アプリから誰でも気軽に取得できる点が、このシステムの大きな魅力といえます。

かつて存在したファストパスをご存知の方なら、基本的な仕組みはほぼ同じだと考えて差し支えありません。違いがあるとすれば、スマートフォンのアプリで完結する便利さと、40周年という特別な節目を記念して登場した点でしょう。

このサービスの素晴らしいところは、パークチケットさえ持っていれば追加料金が一切かからない点です。有料サービスに抵抗を感じる方でも、安心して何度でもチャレンジできる気軽さが嬉しいですね。

サービス開始の経緯と現在の状況

プライオリティパスは2023年7月26日に、東京ディズニーリゾート40周年を祝うアニバーサリーイベントの一環としてスタートしました。当初は期間限定のサービスとして登場したため、いつまで利用できるのか不安に感じていた方も多かったのではないでしょうか。

しかし実際には、40周年イベントが終了した2024年4月以降も継続されており、現在も変わらず利用可能です。正式な終了日は公表されていないものの、ゲストからの好評を受けて当面は続けられる見込みが高いと考えられます。

この状況は、運営側がゲストの満足度向上を真剣に考えている証拠だと感じます。無料で提供されるサービスが長期的に継続されることで、より多くの人が平等にパークを楽しめる環境が整ってきているといえるでしょう。

利用できる対象パークと施設

プライオリティパスは、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの両パークで利用できます。それぞれのパークには複数の対象アトラクションが設定されており、その日の運営状況によって取得可能な施設が変わることもあります。

主な対象アトラクションとしては、ディズニーランドではビッグサンダーマウンテンやプーさんのハニーハント、ホーンテッドマンションなどが挙げられます。ディズニーシーでは、インディジョーンズアドベンチャーやレイジングスピリッツ、タートルトークといった人気施設が対象となっています。

注目すべきは、最も混雑する超人気アトラクションは有料のプレミアアクセス対象となっており、プライオリティパスでは取得できない点です。この棲み分けを理解しておくことで、当日のパーク攻略戦略をより効果的に立てられるはずです。

プライオリティパスの取得方法

  • 取得前に必要な事前準備
  • アプリでの具体的な取得手順
  • 複数人で利用する際のポイント

取得前に必要な事前準備

プライオリティパスを取得するには、まず東京ディズニーリゾート公式アプリのダウンロードが必須です。アプリストアから無料で入手できるため、パークに向かう前日までに準備しておくことを強くおすすめします。

次に重要なのが、マイディズニーアカウントへの登録とログインです。このアカウントがなければアプリの各種サービスを利用できないため、パークチケット購入時などに合わせて早めに作成しておくと当日がスムーズになります。

さらに、パークチケットをアプリに事前登録しておくと、入園後すぐにプライオリティパスの取得作業に移れます。人気アトラクションは開園直後から発券が進むため、この数分の差が大きな違いを生むことがあるのです。

アプリでの具体的な取得手順

パークに入園したら、アプリのホーム画面にある「プラン」という項目から「40周年記念プライオリティパス」をタップしましょう。すると対象アトラクションの一覧と、それぞれの利用可能時間帯が表示される画面に移ります。

次の画面では、パスを取得したい人数分のパークチケットを選択します。同行者の分もまとめて取得できる便利な仕組みですが、紙のチケットを持っている方がいる場合は、スキャン機能を使ってチケットの二次元コードを読み込む必要があります。

希望するアトラクションと時間帯を選んで「取得」ボタンを押せば、手続きは完了です。思ったより簡単だと感じるはずですが、人気施設は選択肢がすぐに埋まってしまうため、迷わず決断する勇気も大切になります。

複数人で利用する際のポイント

家族や友人とパークを訪れる場合、アプリのグループ機能を活用すると取得作業が格段に楽になります。事前にメンバーを登録しておけば、毎回全員のチケットを個別に選ぶ手間が省けるのです。

ただし、3歳以下の子どもについては特別なルールがあります。パークチケットが不要な年齢のため、同行者がプライオリティパスを持っていれば、その子ども自身はパスを取得しなくても一緒にアトラクションを利用できる仕組みです。

この配慮は、小さな子ども連れの家族にとって本当にありがたいシステムだと感じます。子育て中のゲストにも優しい環境づくりが、東京ディズニーリゾートの魅力をさらに高めているといえるでしょう。

プライオリティパスの使い方と注意点

  • パスを使ってアトラクションに乗る方法
  • 次のパスを取得できるタイミング
  • キャンセルや時間変更のルール

パスを使ってアトラクションに乗る方法

取得したプライオリティパスに記載されている時間帯になったら、該当するアトラクションへ向かいましょう。入口には専用の「プライオリティアクセスエントランス」という看板があるため、通常の待機列と間違えることはありません。

エントランスに設置された読み取り機に、アプリで表示される二次元コードを一人ずつかざします。機械のランプが緑色に光れば認証完了で、そのまま短い待機列を通ってアトラクションへ進める仕組みです。

通常の待機列が60分以上でも、プライオリティパスを使えば10分から20分程度で乗れることが多いのは驚きです。この時間差がどれだけ貴重か、実際に体験すればパークでの一日の過ごし方が大きく変わることを実感できるはずです。

次のパスを取得できるタイミング

プライオリティパスを一度取得すると、すぐに次のパスは取れません。具体的には、前回の取得から120分経過するか、前回取得したパスの利用開始時刻が来るか、いずれか早い方のタイミングまで待つ必要があります。

たとえば午前9時にパスを取って利用時刻が午前10時30分なら、午前10時30分以降に次のパスが取得可能です。一方、利用時刻が午後0時30分だった場合は、2時間後の午前11時に次のパスを取れる計算になります。

このルールは最初は複雑に感じるかもしれませんが、実際にアプリを操作すれば次回取得可能時刻が明示されるため心配無用です。むしろこの制限があることで、すべてのゲストに公平にチャンスが回ってくる仕組みになっていると前向きに捉えたいですね。

キャンセルや時間変更のルール

取得したプライオリティパスは、アプリから自分でキャンセルすることが可能です。予定が変わったり、別のアトラクションを優先したくなったりした場合に、この機能は非常に役立ちます。

ただし、利用時間を変更したい場合は、一度キャンセルしてから再度取得する必要があります。このとき注意すべきは、希望する時間帯の発券が終了している可能性があるため、慎重な判断が求められる点です。

よほどの理由がない限り最初に取得した時間を大切にするのが賢明だと考えます。欲張って完璧を求めすぎると、かえってチャンスを逃してしまうこともあるため、柔軟な気持ちでパークを楽しむ姿勢が大切ではないでしょうか。

40周年記念プライオリティパスについてのまとめ

40周年記念プライオリティパスは、誰でも無料で利用できるアトラクション待ち時間短縮サービスです。公式アプリから簡単に取得でき、パークでの時間をより有効に使えるようになる心強い味方といえます。

この記事の要点を復習しましょう。

  1. 40周年記念プライオリティパスは無料で利用できる時間指定型のアトラクション優先サービス
  2. 東京ディズニーリゾート公式アプリとマイディズニーアカウントが取得に必要
  3. 両パークの複数アトラクションが対象で、運営状況により変動する
  4. 一度取得後は120分経過か利用開始時刻のいずれか早い方まで次回取得不可
  5. 3歳以下は同行者がパスを持っていれば自身の取得は不要
  6. キャンセルは可能だが時間変更は再取得が必要で在庫切れリスクあり

このサービスを上手に活用することで、パークでの貴重な時間をアトラクション待機ではなく、食事やショッピング、写真撮影などに充てられます。ぜひプライオリティパスを味方につけて、あなただけの特別な東京ディズニーリゾート体験を創り出してください。

参考リンク

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