子どもの工作や書類の整理、ちょっとしたクラフト作業で突然必要になる割りピンですが、いざ探そうとすると意外と見つからず困っていませんか?100円ショップなら手軽に買えそうだと思っても、売り場がどこなのか、そもそも取り扱いがあるのかさえわからず、店内をぐるぐる回った経験がある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ダイソー・セリア・キャンドゥの3大100円ショップで割りピンが買えるのか、売っている場合は何コーナーにあるのかを徹底的に調査しました。店舗によって状況が異なることもありますので、確実に手に入れるための探し方のコツや、見つからない時の対処法まで詳しく解説していきます。
100均3社の割りピン取り扱い状況
- ダイソーでの販売状況と商品ラインナップ
- セリアの現在の取り扱い事情
- キャンドゥでの入手可能性
ダイソーでの販売状況と商品ラインナップ
ダイソーでは2025年現在、多くの店舗で割りピンの取り扱いがあるようです。ただし地域や店舗規模によって在庫状況が異なるため、大型店舗のほうが見つけやすい傾向にあります。
商品ラインナップとしては、シルバーやゴールドといった定番カラーの金属製割りピンが20本入り108円程度で販売されています。サイズも8ミリ、12ミリ、15ミリ、20ミリなど複数展開されており、用途に応じて選べる点は嬉しいポイントです。
さらに注目したいのが、最近登場したデザイン性の高い割りピンシリーズです。ハート型や星型といったかわいらしい形状のものや、アンティーク調のおしゃれなデザインも見られ、単なる文房具としてだけでなくクラフト作品のアクセントとしても活用できそうですね。
セリアの現在の取り扱い事情
セリアについては、残念ながら現在は割りピンの取り扱いが限定的、もしくは販売終了している店舗が多いようです。以前は「ブラッズピン」という商品名で販売されていた時期もありましたが、現時点では多くの店舗で見つけることが難しくなっています。
ただし、一部の情報ではセリアでもクラフト向けのデザイン性の高い割りピンが販売されているという声もあり、店舗によって状況が大きく異なる可能性があります。パステルカラーや花型、蝶型などの季節限定デザインが充実しているという情報もあるため、もし見つけられたらラッキーと言えるでしょう。
この取り扱い状況のばらつきは、おそらく各店舗の在庫方針や地域ニーズによるものと考えられます。セリアで割りピンを探す場合は、事前に店舗に電話で確認するか、見つからなければダイソーやキャンドゥなど他の100円ショップを当たるのが現実的かもしれません。
キャンドゥでの入手可能性
キャンドゥは3社の中で最も取り扱い状況が読みにくく、店舗によって「ある」「ない」が大きく分かれています。過去には販売終了の時期もあったようですが、その後一部店舗で再び取り扱いが始まったという情報もあり、現在進行形で状況が変動している印象です。
キャンドゥの割りピンはシンプルで実用的なタイプが中心で、特に文書管理などビジネス用途でも安心して使える品質という評価があります。また、スライド式の留め具で簡単に固定できるオリジナル商品も存在するという情報があり、従来の足を広げるタイプとは異なる便利な選択肢となりそうです。
キャンドゥで探す際の最大のポイントは、運を天に任せず事前確認することです。近隣に複数のキャンドゥ店舗がある場合は、電話で在庫確認をしてから訪問するのが時間の節約になるでしょう。
割りピンの売り場と効率的な探し方
- 文具コーナーで見つける方法
- DIY・クラフトコーナーをチェックするポイント
- 見つからない時の具体的対策
文具コーナーで見つける方法
割りピンを探す際、まず最初に向かうべきは文具コーナーです。多くの100円ショップでは、クリップや画鋲、ホチキスの針といった小さな文房具と並んで陳列されていることが多いためです。
ただし、割りピンは非常に小さな商品のため、棚の目立たない場所に置かれているケースが少なくありません。視線の高さより下、膝くらいの位置の棚や、棚の端のほうにひっそりと並んでいることもあるので、根気よく探す必要があります。
割りピンのような小物は見落としやすいため、焦らずゆっくりと棚全体を眺めることが大切です。もし5分探して見つからなければ、次は別のコーナーに移動するか、店員さんに尋ねるほうが効率的でしょう。
DIY・クラフトコーナーをチェックするポイント
文具コーナーで見つからなかった場合、次に探すべきはDIYやクラフト用品のコーナーです。特にデザイン性の高い割りピンや、手芸・工作向けの商品はこちらに配置されている傾向があります。
DIYコーナーでは、ボタンやビーズ、リボンといった装飾材料の近くに割りピンが置かれていることが多いようです。スクラップブッキング用品やカード作成用の材料と一緒に陳列されているケースもあるため、クラフト関連の棚を広く見渡してみましょう。
興味深いのは、同じ100円ショップでも店舗によって売り場が異なる点です。これは各店舗が地域の顧客層に合わせて商品配置を調整しているためと考えられ、文房具として使う人が多い地域では文具コーナーに、クラフト需要が高い地域ではDIYコーナーに置かれるという柔軟な対応がなされているのでしょう。
見つからない時の具体的対策
棚を一通り探しても割りピンが見つからない場合、まず試すべきは店員さんへの問い合わせです。在庫があるのに売り場がわかりにくいだけというケースも多く、店員さんに聞けば即座に案内してもらえることがあります。
もし店舗に在庫がない場合は、近隣の別店舗を試すか、ホームセンターに足を運ぶのも有効な選択肢です。カインズやコーナンといった大手ホームセンターでは文具コーナーに割りピンが置かれており、100円ショップより確実に入手できる可能性が高くなります。
どうしても実店舗で見つからず急ぎでもない場合は、オンラインショッピングの利用も検討価値があります。アマゾンや楽天市場では様々なサイズやデザインの割りピンが販売されており、200個入りの大容量パックなども手に入るため、頻繁に使う方にとっては長期的にはむしろコストパフォーマンスが良いかもしれません。
割りピンの活用術と代用アイデア
- 割りピンの基本的な使い方と特徴
- クラフトや工作での創造的な活用法
- 手元にない時に使える代用品
割りピンの基本的な使い方と特徴
割りピンとは、2本の足が付いた小さな留め具で、穴に通した後に足を左右に開いて固定する仕組みの文房具です。別名「ブラッズ」とも呼ばれ、書類をまとめたり工作の部品を連結したりする際に広く使われています。
使い方は非常にシンプルで、まず留めたいものに穴を開け、そこに割りピンを通して裏側で足を開くだけです。金属製で適度な粘性があるため曲げやすく、小さな子どもでも扱いやすい点が魅力といえます。
この単純な構造ながら確実に固定できる機能性の高さには感心させられます。ホチキスのように完全に閉じるわけではないため、書類の抜き差しが必要な場面や、可動する部品を作りたい工作では割りピンのほうが適しており、用途によってはホチキスやクリップでは代用できない独自の価値があります。
クラフトや工作での創造的な活用法
割りピンは書類整理だけでなく、工作やクラフト作品で大活躍する優れものです。特に子ども向けの工作では、回転する部品を作る際に欠かせない材料となっており、動く絵本や時計の模型などを制作する時によく使われます。
スクラップブッキングやカード作りでは、割りピンを装飾の一部として活用するアイデアも人気があります。カラフルな割りピンやデザイン性の高いものを選べば、留め具としての機能だけでなく作品のアクセントとしても映えるため、一石二鳥の効果が得られます。
最近では、ジャーナリングやプランナーデコレーションといった手帳文化の中でも割りピンが注目されているのが面白い傾向です。写真やメモを挟んだり、ページ間に可動式のタブを作ったりと、従来の文房具の枠を超えた自由な発想での活用が広がっており、創造性を刺激する小さな道具としての新しい価値が生まれていると感じます。
手元にない時に使える代用品
工作の途中で割りピンが足りなくなった時、実は身近なもので代用できる場合があります。最も手軽な代用品はストローで、端の部分にハサミを入れて4つに分割し、割りピンと同じように使うことができます。
ストロー代用法の具体的な手順は、まずストローの端に約1センチ程度の切り込みを十字に入れ、4本の足を作ります。これを穴に通して裏側で足を広げ、テープで固定すれば、軽い紙工作であれば十分に機能する簡易的な割りピンの完成です。
ただし、ストロー代用はあくまで緊急措置であり、本物の割りピンほどの耐久性や固定力は期待できません。展示用の作品や長期間使いたいものには向きませんが、試作段階や一時的な固定には十分役立ちますし、何より割りピンを買いに行く時間がない時の救世主として覚えておいて損はないでしょう。
割りピンについてのまとめ
ダイソー・セリア・キャンドゥでの割りピンの取り扱い状況は店舗によって異なりますが、特にダイソーでは比較的入手しやすい状況にあります。文具コーナーやDIY・クラフトコーナーを重点的に探し、見つからない場合は店員さんに尋ねるのが最も確実な方法です。
この記事の要点を復習しましょう。
- ダイソーでは多くの店舗で割りピンを販売しており、デザインやサイズも豊富
- セリアは現在取り扱いが限定的で、店舗によって状況が大きく異なる
- キャンドゥは店舗ごとに在庫状況が変動しやすく、事前確認が推奨される
- 割りピンは文具コーナーまたはDIY・クラフトコーナーに配置されていることが多い
- 工作や書類整理だけでなく、スクラップブッキングやジャーナリングなど幅広い用途で活躍する
- 緊急時にはストローで代用できるが、本物の割りピンには及ばない
割りピンは小さくて目立たない商品ですが、工作や書類整理において確実に役立つ便利アイテムです。100円ショップで手に入る場合は非常にコストパフォーマンスが高いので、見つけた際には少し多めに買っておくと、いざという時に慌てずに済むでしょう。