料理研究家みきママの元夫として知られる「はやパパ」こと藤原速人さんですが、2023年の離婚発表以降、その生活や仕事ぶりが気になっている方も多いのではないでしょうか。特に父親が3人の子供全員の親権を持つという珍しいケースとなったことで、どのような仕事をしているのか、収入面はどうなのか、そして再婚はしているのかといった疑問を抱いている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、はやパパの職業や収入源、みきママとの離婚に至った本当の理由、そして再婚をめぐる真実について、詳しくお伝えしていきます。シングルファザーとして子育てをしながら働く彼の現状を知ることで、現代の家族のあり方や働き方について新たな視点が得られるかもしれません。
はやパパの職業と収入の実態
- 旅行代理店から在宅ワークへの転身
- 起業経験と餃子店経営の挫折
- 現在の転職サポート業務の内容
旅行代理店から在宅ワークへの転身
はやパパこと藤原速人さんは、大学卒業後に近畿日本ツーリストへ新卒入社し、そこでみきママと出会って結婚に至りました。しかし結婚を機に製薬会社へ転職するなど、早い段階から家族を第一に考えたキャリア選択をしてきた様子が伺えます。
その後、みきママが料理研究家として人気を博し始めると、速人さんは会社を辞めて彼女のマネージャー業に専念する道を選びました。この決断は、妻の才能を信じて自分の安定したキャリアを手放すという、相当な覚悟が必要だったはずです。
現在は在宅ワークで転職サポートの仕事に従事しており、自身の豊富な転職経験を活かした業務内容となっているようです。在宅という働き方を選んだことで、シングルファザーとして子供たちと過ごす時間を確保できているのは、この仕事形態の大きなメリットと言えるでしょう。
起業経験と餃子店経営の挫折
速人さんは2011年に株式会社foodestを設立し、代表取締役として経営者の道を歩み始めました。そして2018年には「爆汁肉餃子 二代目龍太郎」という餃子店を開業し、みきママの実家が営んでいた中華料理店の名を継ぐ形でチャレンジしたのです。
飲食スペースはなくテイクアウトと冷凍餃子の直売という形態で営業していましたが、残念ながら約2年後の2018年6月末に閉店することになりました。閉店の理由は速人さん自身の入院と体調不良だったとされており、飲食業の厳しさと健康管理の難しさを痛感する出来事だったに違いありません。
飲食店は3年以内に廃業する割合が70パーセントとも言われる厳しい業界ですから、この経験は決して恥ずべきものではありません。むしろこの挫折から学び、自分に合った働き方として在宅ワークを選択したことは、家族を守るための賢明な判断だったと評価できるのではないでしょうか。
現在の転職サポート業務の内容
離婚を機に始めた転職サポートの仕事は、速人さんのこれまでの多様なキャリア経験が大いに役立つ分野です。旅行業界、製薬業界、マネージャー業、起業と様々な職種を経験してきたからこそ、転職希望者に対して実践的なアドバイスができるのでしょう。
在宅ワークという形態を選んだことで、小学生の娘の送り迎えや食事の準備、宿題のサポートなど、きめ細やかな子育てが可能になっています。実際にブログでは、娘のために手料理を作ったり、髪型を整えたりする様子が頻繁に投稿されており、仕事と育児の両立を見事に実現していることが分かります。
収入面について具体的な金額は公表されていませんが、3人の子供を育てながら新居への引っ越しも実現できていることから、安定した収入は確保できていると推測されます。何より子供たちとの時間を大切にできる働き方を選んだことは、お金では買えない価値があると言えるのではないでしょうか。
みきママとの離婚に至った本当の理由
- すれ違いと多忙がもたらした亀裂
- 子育ての価値観をめぐる対立
- 財産分与での調停という現実
すれ違いと多忙がもたらした亀裂
みきママと速人さんは2023年3月25日に離婚を発表しましたが、実はその前から長期にわたる家庭内別居状態が続いていたと報じられています。みきママが料理研究家、タレント、ユーチューバーとして多忙を極め、さらに2022年には管理栄養士を目指して大学にも通い始めたことで、夫婦の時間はほとんど取れなくなっていました。
一方の速人さんも餃子店経営で全国を回るなど多忙な日々を送っており、お互いが忙しすぎて向き合う時間が持てなくなってしまったのです。このようなすれ違いは、どんなに仲の良かった夫婦でも修復が難しくなる深刻な問題であり、二人は何度も話し合いを重ねたものの、最終的には離婚という選択に至りました。
興味深いのは、ネット上では速人さんの浮気説が流れたものの、これは全くの根拠のないデマだったという点です。有名人になると、このような根拠のない噂が広がりやすいという現実は、彼らにとって大きな精神的負担だったことでしょう。
子育ての価値観をめぐる対立
離婚理由として表に出にくい部分ですが、子育てに対する考え方の違いも大きな要因だったとされています。みきママは複雑な家庭環境で育った経験があり、そのことが速人さんとの価値観の相違につながった可能性が指摘されています。
また、長男が超難関国立大学に合格し、ある程度自立したタイミングで離婚を決断したという点も注目に値します。これは「子供が自立するまでは両親が一緒にいることが大事」という考えのもと、夫婦としては既に終わっていた関係を、子供たちのために維持してきたことを示唆しているのです。
実際、二人のブログやSNSからは、ある時期を境に速人さんの姿が消えていたことが確認されており、表向きは仲良し家族を演じながらも、水面下では関係が冷え切っていたことが伺えます。子供たちのために我慢を続けてきた二人の苦悩は、想像以上に大きかったのではないでしょうか。
財産分与での調停という現実
離婚発表当初は円満離婚という印象を与えていましたが、実際には財産分与をめぐって深刻な対立が生じていました。調停にまで発展し、その後裁判へと進んだものの、みきママが不服申し立てをするなど、解決には相当な時間を要している状況です。
特に問題となったのは、長年家族で住んでいた自宅の扱いで、みきママは「自宅は大事な仕事場だから売りたくない」と主張しました。これに対して速人さんは「ビジネスのために一つ屋根の下に住み続けるのは現実的に受け入れがたい」と反発し、両者の主張は平行線をたどることになったのです。
この金銭トラブルの最中も、みきママは離婚後の生活を別の場所で送りながら、ブログ更新のために朝早くから元の家に「出勤」して料理を作るという、非常にいびつな状況が続いていました。子供たちは表向きの仲良し家族という姿とは裏腹な両親の実情に、相当な困惑を感じていたことでしょう。
親権獲得と再婚の真相
- 父親が3人全員の親権を得た背景
- 新居での生活と子供たちの適応力
- 再婚説の真相とシングルファザーの現実
父親が3人全員の親権を得た背景
一般的に離婚時の親権は母親が取得するケースが圧倒的に多い中、速人さんが3人の子供全員の親権を持つことになったのは注目に値します。この背景には、速人さんが在宅ワークで子供たちと過ごす時間を十分に確保できること、そして何より末っ子の娘が強いパパっ子だったことが大きく影響していると考えられます。
速人さんには兄と姉がおり、彼らが子供たちの面倒を見られる環境が整っていたことも、親権獲得に有利に働いたようです。一方のみきママは料理研究家として多忙を極め、さらに大学での学業もあったため、物理的に子供たちと向き合う時間を確保するのが難しい状況にありました。
特に当時小学校低学年だった娘にとって、父親と離れて暮らすことは精神的に大きな負担になると判断されたのでしょう。10歳を過ぎた子供は意思能力が認められるため、子供たち自身の希望も親権決定に反映されたと推測され、結果として速人さんが親権者となったのです。
新居での生活と子供たちの適応力
離婚当初は、速人さんと子供たちがそれまでの家に残り、みきママだけが別の場所で暮らすという形でスタートしました。しかし2023年末には速人さんと末っ子の娘が新しい家に引っ越し、2024年には次男も一緒に暮らすようになったと報じられています。
新居は速人さんの実家近くではないかと推測されており、兄弟姉妹のサポートを受けやすい環境が整っていると考えられます。実際にブログには、いとこたちが頻繁に遊びに来る様子が投稿されており、娘にとって寂しさを感じることなく過ごせる環境が用意されていることが分かります。
転校という大きな環境変化にもかかわらず、娘はすぐに学校や近所で友達を作り、伸び伸びと成長している様子がブログから伝わってきます。「やっぱり子供の適応力はすごい」と速人さん自身も感心しているように、子供は大人が思う以上に柔軟に新しい環境に馴染んでいくものなのですね。
再婚説の真相とシングルファザーの現実
ネット上では速人さんの再婚に関する様々な憶測が飛び交っていますが、現時点で再婚したという確かな情報は一切ありません。彼は現在、シングルファザーとして子供たちとの生活に専念しており、ブログ「新米シンパパの家族日記」を通じて日々の様子を発信し続けています。
むしろ速人さんは、子供たちのために手料理を作り、娘の髪型を整え、読書習慣をつけさせようと努力するなど、父親として全力で子育てに取り組んでいる姿が見られます。同じくシングルファザーとなった一般男性の声として「世間の目は痛かった」という証言があるように、父親が子供を育てることへの偏見や困難は今も存在しますが、速人さんはそれを乗り越えて頑張っているのです。
離婚後の複雑な状況や財産分与での争いなど、精神的な負担も大きい中で、再婚を考える余裕はないというのが実情でしょう。今は子供たちとの絆を深め、安定した生活基盤を築くことに集中しているのだと考えられます。
はやパパについてのまとめ
はやパパこと藤原速人さんの仕事や離婚の経緯、そして再婚をめぐる真実について、様々な角度から見てきました。現代社会における父親の役割や、離婚後の家族のあり方について考えさせられる内容だったのではないでしょうか。
この記事の要点を復習しましょう。
- 現在は在宅ワークで転職サポートの仕事をしており、シングルファザーとして子育てと両立している
- 旅行代理店、製薬会社、マネージャー、起業家と多様なキャリアを経験してきた
- みきママとの離婚理由は多忙によるすれ違いと子育ての価値観の違いで、浮気説はデマ
- 財産分与をめぐって調停・裁判に発展するなど、円満離婚とは言えない実情があった
- 在宅ワーク環境と娘がパパっ子だったことから、3人全員の親権を獲得した
- 再婚はしておらず、現在は子供たちとの生活に専念している
父親が親権を持ち、シングルファザーとして子育てをするケースは日本ではまだ少数派ですが、速人さんの姿は新しい家族のあり方を示す一例と言えるでしょう。子供たちの幸せを最優先に考え、自分に合った働き方を選択した彼の決断は、多くの人にとって参考になるのではないでしょうか。
