女子プロレス界の伝説的ヒールとして活躍したダンプ松本さんについて、インターネット上で「現在病気療養中」という噂が広まっています。1980年代にクラッシュギャルズとの抗争で女子プロレスブームを牽引した彼女ですが、64歳となった現在の健康状態について心配する声が多く聞かれます。
そこで今回は、ダンプ松本さんの現在の健康状態や活動状況について、最新の情報を基に詳しく解説していきます。過去の病気の経歴から現在の生活まで、彼女の真実の姿をお伝えしますので、ファンの方はぜひ最後までお読みください。
ダンプ松本の現在の健康状態と病気の詳細
- 2025年に発覚した急性膿胸での入院
- 過去に受けた「余命3年」宣告の真相
- パチンコ依存症からの回復状況
2025年に発覚した急性膿胸での入院
2025年5月25日に開催された自主興行「極悪祭」で、ダンプ松本さんが急性膿胸により5月16日から23日まで入院していたことが明らかになりました。急性膿胸とは胸膜の細菌感染により胸膜腔に膿が溜まる病気で、発熱や咳、胸痛といった症状が現れる疾患です。
数か月前からダンプ松本さんは膝への負担を軽減するためダイエットを実施していました。急激な体重減少により免疫力が低下し、それが感染の原因となった可能性が高いと報告されています。
入院中には長与千種さんが病院まで見舞いに訪れ、試合の欠場を勧めましたが、ダンプ松本さんは強い意志で復帰を果たしました。現在も継続的な治療を受けており、長与千種さんは「1日も早く治してまたどんどんリングに上がってほしい」とコメントしています。
過去に受けた「余命3年」宣告の真相
2016年にテレビ番組「主治医が見つかる診療所」で人間ドックを受診したダンプ松本さんは、出血性脳梗塞と診断され「余命3年」を宣告されていました。この宣告は多くのファンに衝撃を与え、現在でも彼女の健康状態を心配する根拠となっています。
野菜中心の食生活を心がけていたダンプ松本さんでしたが、大のビール好きでもありました。現役時代には試合後のビールを楽しむために水分補給をせず、脱水症状に陥ったというエピソードも残されています。
しかし、2025年現在、余命宣告された期間を大幅に超えて元気に活動を続けています。定期的にかかりつけの病院で血液検査を受けており、検査結果は「どこも異常なし」と本人がブログで報告しています。
パチンコ依存症からの回復状況
ダンプ松本さんは現役時代から32年もの長期間、パチンコ依存症に苦しんでいたことを公表しています。19歳の練習生時代にビギナーズラックでパチンコに魅了され、最盛期には月に100万円以上を使うこともありました。
引退後は時間に余裕ができたため、パチンコ通いがさらに加速しました。開店前から並んで閉店まで居続けることもあり、「虚しいな、病気だな」と感じながらも止められない状況が続いていました。
50歳になってから徐々に虚しさを強く感じるようになり、パチンコの軍資金10万円で後輩たちと食事をした際、まったくストレスを感じなかったことが転機となりました。現在ではパチンコ依存症から完全に回復し、後輩との交流にお金を使うことで充実した時間を過ごしています。
ダンプ松本の現在の活動とプロレス復帰の経緯
- 1988年引退から2003年復帰までの道のり
- 2024年現在も続く現役プロレスラー活動
- 自主興行「極悪祭」と後進指導への取り組み
1988年引退から2003年復帰までの道のり
ダンプ松本さんは1988年1月4日に後楽園ホールで電撃引退を発表し、プロレス界から離れました。引退の理由は全日本女子プロレスの待遇改善がされないことへの不満と、会社を困らせるためだったと後に語っています。
引退後は本格的にタレント活動を開始し、大森ゆかりさんとユニット「桃色豚隊（ピンクトントン）」を結成しました。明るく愉快なキャラクターを活かした芸能活動で成功を収め、会社の営業から「3か月も持たない」と言われた予想を大きく覆しました。
芸能界での活動は順調でしたが、低迷した女子プロレス人気を自身の復帰で再燃させたいという思いが強くなっていきました。2003年に新日本プロレスの「魔界倶楽部」に共鳴し「極悪倶楽部」を結成、15年ぶりにプロレス界に復帰することとなりました。
2024年現在も続く現役プロレスラー活動
2024年現在、64歳になったダンプ松本さんは「生涯現役」を目標に掲げて現役プロレスラーとして活動を続けています。主戦場はマーベラスで、後輩の堀田祐美子さん率いる「堀田暴走軍」にも参加しています。
2024年9月にはNetflixドラマ「極悪女王」が配信され、ゆりやんレトリィバァさんがダンプ松本さん役を演じて大きな話題となりました。この影響でダンプ松本さんの知名度が向上し、様々なプロレス団体の試合に出場する機会が増えています。
現在もボディプレスをフィニッシュムーブにするなど、年齢を感じさせないファイトスタイルを披露しています。プロレス界の活性化に貢献しており、多くのファンから試合会場に足を運んでもらえるよう、女子プロレス界を再び盛り上げることに情熱を注いでいます。
自主興行「極悪祭」と後進指導への取り組み
2006年から毎年開催している自主興行「極悪祭」は、ダンプ松本さんの代表的な活動の一つとなっています。新宿FACEを会場に不定期で開催されており、毎回好評を博して現在も継続されています。
2025年5月25日の「極悪祭」では、急性膿胸から回復したばかりにもかかわらず、後輩たちを竹刀でめった打ちにする極悪ファイトを披露しました。また、全日本女子プロレス時代の後輩ドリル仲前さんの引退式をサプライズで開催するなど、先輩としての粋な計らいも見せています。
現在は自身が後継者に指名した刀羅ナツコさんをはじめとする後輩たちの指導にも力を入れています。極悪同盟の精神を次世代に継承しながら、プロレス界全体の発展に貢献する活動を続けており、その姿勢は多くの関係者から高く評価されています。
ダンプ松本の私生活と家族関係の現状
- 結婚歴なしの独身生活を続ける理由
- 妹との関係とマネージャー業務のサポート
- 父親との和解と家族への思い
結婚歴なしの独身生活を続ける理由
ダンプ松本さんは2024年現在も独身で、これまで結婚歴はありません。2023年のエイプリルフールには「結婚します」というジョークをブログに投稿して話題になりましたが、実際には結婚していないことが確認されています。
結婚しない理由として、幼少期からの父親の影響があると噂されています。父親は働くこともなく、ギャンブル・女遊び・お酒・暴力がひどく、母親が家計を支えていました。
そのような過去があるため、結婚に対して良いイメージを持てず、現在も独身を貫いているとの見方が強くなっています。現在は理想のタイプとして俳優の中村雅俊さんを挙げており、大ファンであることを公言しています。
妹との関係とマネージャー業務のサポート
ダンプ松本さんの妹は、現在身の回りの世話をしながらマネージャーを兼任しています。しかし、ダンプ松本さんが極悪同盟として活動していた時代には、妹も大きな苦労を経験していました。
ダンプ松本さんの妹だということが周辺に知られると誹謗中傷を受け、当時交際していた恋人から一方的に別れを告げられるなど辛い思いをしました。そのため投げやりになり、地元の暴走族に加入して未成年時は不良少女として荒れていた時期もありました。
現在では一転して、ダンプ松本さんの最も信頼できるパートナーとして活動を支えています。一度目の引退時の芸能活動の頃からマネージャーを務めており、2024年現在も変わらずサポートを続けています。
父親との和解と家族への思い
ダンプ松本さんは幼少期から父親との間に深い確執がありました。50年もの間口を利かず、殺意まで抱くほどの関係でしたが、2019年8月7日に父親が逝去する直前に和解を果たしました。
父親が晩年入院中に意識が朦朧とした状態で、看護師から「この人は誰だかわかる？」と問われ「ダンプ松本」と答えたことで、テレビで自分を応援していたことを知りました。これが父親との最後の会話となり、長年の憎しみが消える瞬間となりました。
母親に対しては、プロレスで稼いだお金で新築一軒家をプレゼントするという当初の目標を達成しました。現在も家族への思いを大切にしており、波乱万丈な人生を歩んできた中でも家族の絆を重要視していることがうかがえます。
ダンプ松本についてのまとめ
ダンプ松本さんは2025年5月に急性膿胸で入院しましたが、現在は回復に向かっており病気療養中ではありません。過去に「余命3年」の宣告を受けた経歴もありますが、その期間を大幅に超えて元気に活動を続けており、定期的な検査でも異常は見つかっていません。
この記事の要点を復習しましょう。
- 2025年5月に急性膿胸で一時入院したが現在は回復
- 過去の「余命3年」宣告の期間は既に経過し健康状態良好
- パチンコ依存症からは完全に回復している
- 64歳の現在も現役プロレスラーとして活動継続
- 2024年Netflix「極悪女王」で再注目を集めている
- 自主興行「極悪祭」を主催し後進指導にも取り組んでいる
64歳という年齢を感じさせない活動ぶりで、今後もプロレス界での活躍が期待されます。ダンプ松本さんの生涯現役への情熱と、女子プロレス界を盛り上げようとする姿勢は多くの人に勇気を与え続けています。
