テレビで小柳ルミ子さんの姿を見て、その細さに驚いたことはありませんか。かつての華やかなイメージとは異なる激やせぶりに、多くのファンが健康状態を心配する声を上げています。
そこで今回は、小柳ルミ子さんの激やせの原因について、様々な角度から調査した結果をお伝えします。病気なのか、それとも別の理由があるのか、真相に迫ってまいりましょう。
小柳ルミ子の体型変化と現在の状況
- 体重と身長から見る極端な痩せ具合
- テレビ出演時の視聴者の反応
- 本人のブログでの体調報告
体重と身長から見る極端な痩せ具合
小柳ルミ子さんは身長157センチメートルで、体重は43キログラムと公表されています。しかし実際には、一時期39キログラムまで減少したという情報もあり、標準体重を大きく下回る状態が続いていました。
驚くべきことに、彼女はキッズサイズのパンツを履けてしまうほどの細さだといいます。成人女性がこのサイズを着用できるというのは、相当な痩せ具合であることを物語っているでしょう。
この極端な体型は、年齢を重ねた女性にとって必ずしも健康的とは言えません。むしろ、ある程度のふっくら感がある方が若々しく見えるという意見も多く、ファンからは心配の声が絶えない状況です。
テレビ出演時の視聴者の反応
小柳さんがテレビ番組に出演すると、視聴者からは「ガリガリすぎて心配」「大丈夫なのか」といった声が相次ぎます。特に徹子の部屋への出演時には、その激やせぶりに多くの人が衝撃を受けたようです。
顔が細くなり、首元の筋が目立つ様子は、確かに健康面での不安を感じさせるものがあります。かつての瀬戸の花嫁を歌っていた頃の面影とはかけ離れた姿に、時の流れの残酷さを感じた視聴者も少なくないでしょう。
それでも小柳さんは精力的に活動を続けており、その姿勢には多くの人が勇気をもらっています。外見の変化はあっても、芸能界の第一線で輝き続けようとする意志の強さは健在だと言えるでしょう。
本人のブログでの体調報告
2025年には、小柳さん自身がブログで体調不良について報告する機会が増えています。11月にはインフルエンザに罹患し、同時にぎっくり腰にもなるという二重苦を経験したことを明かしました。
さらに注目すべきは、心療内科に通い始めたという告白です。食欲不振に悩まされ、かつては大食漢だった自分が食べ物に興味を持てなくなったと綴っており、精神的な不調がうかがえます。
生放送後には過換気症候群のような症状に襲われ、心臓が壊れるかと思ったとも語っています。これらの報告からは、単なる体型の問題ではなく、心身両面での深刻な状況が浮かび上がってくるのです。
激やせの原因として考えられる要因
- 愛犬ルルを失ったペットロスの影響
- インプラント治療による食欲減退
- 太りにくい体質への改造と生活習慣
愛犬ルルを失ったペットロスの影響
2025年7月、小柳さんは長年連れ添った愛犬ルルを突然失いました。仕事現場にも連れて行くほど溺愛していた存在だっただけに、その喪失感は計り知れないものがあったようです。
ペットロスによる激やせは、実は2018年にも経験していたといいます。その時は体重が38キログラムまで減少し、自分を責めて後悔ばかりしていたと当時を振り返っています。
愛する存在を失った悲しみは、食欲や生きる気力さえも奪ってしまうものです。心療内科に通い始めたのも、このペットロスが大きな要因になっていると考えられ、心のケアの重要性を改めて感じさせられます。
インプラント治療による食欲減退
激やせのもう一つの原因として、歯科治療の影響が挙げられます。小柳さんはインプラント治療を受けた際、口の中が痛んで食欲が失せてしまったと語っています。
実際、2019年頃には歯周病の本格的な治療を開始し、手術も含めて1年がかりの治療計画が立てられていました。歯周病が重症化していたため、柿やしゃぶしゃぶの豚肉まで小さく切って食べる必要があったといいます。
口腔内のトラブルは想像以上に食生活に影響を及ぼすものです。食べたいものが食べられない、痛みで食事が苦痛になるという状況が、結果として体重減少につながった可能性は十分にあるでしょう。
太りにくい体質への改造と生活習慣
興味深いのは、小柳さん本人が「体質を変えるために努力してきた」と語っている点です。カロリーを気にせず、食べたいものを食べたいだけ食べているにもかかわらず、太らない体になったというのです。
実際、夜中にポテトチップスを食べたり、サッカー観戦のお供にスナック菓子が欠かせないなど、食事制限をしている様子はありません。それでも体重が増えないのは、基礎代謝を高める努力や、血流をよくする工夫を日常的に行ってきた成果だと考えられます。
ただし、このような体質改造が行き過ぎてしまった可能性も否定できません。太らない体を目指した結果、必要な栄養まで吸収できなくなっているとすれば、それは本来の健康的な姿とは言えないでしょう。
小柳ルミ子の健康維持への取り組み
- ストレッチと筋トレを日課とする生活
- サッカー観戦による極端な睡眠不足
- 70代でも現役を貫く強い精神力
ストレッチと筋トレを日課とする生活
小柳さんは「自分の家がジム」と称するほど、日々のトレーニングを欠かしません。ストレッチ、柔軟、筋トレを長年続けてきたことで、73歳になってもぎっくり腰を経験したことがないほどの健康体を維持してきました。
しかし2025年11月、このトレーニングを数週間サボったところ、人生初のぎっくり腰に見舞われたといいます。この経験から、日々の積み重ねがいかに大切かを実感したと語っています。
高齢になってもなお、自己管理を徹底する姿勢は見習うべきものがあります。ただし、痩せすぎの状態での激しいトレーニングは逆効果になる可能性もあり、バランスを取ることの難しさを感じさせられます。
サッカー観戦による極端な睡眠不足
小柳さんの生活で特筆すべきは、サッカー観戦への情熱です。アルゼンチン代表のメッシに魅了されて以来、筋金入りのサッカーファンとなり、年間2000試合以上を観戦しているといいます。
そのため、睡眠時間はわずか1時間半という驚異的な短さです。観戦ノートは100冊以上にもなり、その熱中ぶりは日本代表選手から「スカウティング担当として来てほしい」と言われるほどのレベルに達しています。
しかし、この極端な睡眠不足が健康に与える影響は計り知れません。好きなことに打ち込む姿勢は素晴らしいものの、体調管理という観点からは改善の余地があるように思われます。
70代でも現役を貫く強い精神力
1952年生まれの小柳さんは、現在70代前半です。宝塚音楽学校を首席で卒業し、1971年のデビュー以来、50年以上にわたって芸能界の第一線で活躍し続けています。
一度は引退の意向を示したものの、サザンオールスターズの桑田佳祐さんからのコメントを受けて気持ちが変わり、発言を撤回しました。年齢に逆らって頑張ると公言し、若々しさを保とうとする意気込みには、多くの人が励まされているでしょう。
体調不良や激やせが心配される一方で、その精神力の強さは圧倒的です。インフルエンザやぎっくり腰に見舞われても、翌日には仕事に向かう姿勢は、プロフェッショナルとして尊敬に値するものと言えるでしょう。
小柳ルミ子の激やせについてのまとめ
ここまで、小柳ルミ子さんの激やせについて、様々な角度から原因を探ってきました。病気ではないかという心配の声も多い中、実際には複数の要因が絡み合っていることが分かりました。
この記事の要点を復習しましょう。
- 身長157センチメートルで体重43キログラム、一時期は39キログラムまで減少した極端な痩せ具合
- 愛犬を失ったペットロスによる精神的ダメージと食欲不振
- インプラント治療や歯周病治療による口腔内の痛みで食事が困難になったこと
- 体質改善の努力を続けた結果、栄養吸収に問題が生じている可能性
- サッカー観戦のための極端な睡眠不足が健康に悪影響を及ぼしている可能性
- 70代でも現役を貫く強い精神力と、それゆえの無理な生活習慣
小柳さんの激やせは、単一の原因によるものではなく、生活習慣、精神状態、治療の影響などが複合的に作用した結果だと考えられます。ファンとしては、彼女の健康を第一に考え、無理のない範囲で活動を続けてほしいと願わずにはいられません。
