昭和の映画黄金期に吉永小百合さんとの共演で一世を風靡した浜田光夫さんには、実はお孫さんがいらっしゃることをご存知でしょうか。かつての青春スターも、今では愛らしいお孫さんに囲まれる優しい祖父の顔を持っているのです。
そこで今回は、浜田光夫さんの孫の正体について詳しく解説していきます。次女のお子さんである孫たちの存在や、浜田さんが孫から呼ばれたいと願った意外な呼び方など、ほっこりするエピソードもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
浜田光夫の孫は次女の子供たち
- 次女・依見さんには2人の子供がいる
- 長女には子供がおらず孫は次女の子供のみ
- 次女家族は一般人のため詳細は非公開
次女・依見さんには2人の子供がいる
浜田光夫さんのお孫さんは、次女の依見さんのお子さんである娘さんと息子さんの2人です。依見さんが比較的若い時期に結婚されたことで、浜田さんも早くに祖父となられたようです。
浜田さん自身がブログで「青年でおじいさんになってしまった」と語っていたことから、依見さんは20代前半頃に結婚されたと推測されます。お孫さんたちの年齢は公表されていませんが、テレビ番組への出演時の様子から、高校生くらいに成長されているのではないかと見られています。
家族で仲良く過ごす姿が垣間見えることから、浜田家は世代を超えて強い絆で結ばれているのでしょう。映画界の伝説的スターが、家庭では温かい祖父として孫たちと触れ合う姿を想像すると、何だか心が和みますね。
長女には子供がおらず孫は次女の子供のみ
浜田光夫さんには2人の娘さんがいらっしゃいますが、長女の加藤有香さんにはお子さんがいないことが知られています。有香さんは美空ひばりさんの養子である加藤和也さんと結婚されており、ひばりプロダクション関連の仕事に携わっておられます。
お子さんがいないからこそ、有香さんは仕事に打ち込むことができ、現在はBikuu Profectの社長として活躍されています。夫婦2人で築く人生も素敵なものですし、仕事を通じて美空ひばりさんの遺志を継ぐ姿は立派だと感じます。
したがって、浜田光夫さんのお孫さんは次女の依見さんのお子さん2人だけということになります。長女には孫がいない分、次女のお子さんたちへの愛情もひとしおなのかもしれませんね。
次女家族は一般人のため詳細は非公開
次女の依見さんは芸能活動を一切されておらず、一般人として生活されています。そのため、依見さんご自身やお子さんたちの顔写真、具体的なプロフィール、居住地などの詳細情報は公表されていません。
有名人の家族であっても、一般人としてのプライバシーを守ることは非常に重要です。特にお孫さんたちはまだ未成年の可能性もあり、静かな環境で成長できるよう配慮されているのでしょう。
依見さんが一般の道を選ばれたことで、お子さんたちも芸能界の喧騒とは無縁の穏やかな日々を送れているはずです。父親が昭和を代表するスターであっても、娘や孫が普通の生活を営める環境があることは、とても素晴らしいことだと思います。
孫から「父上」と呼ばれていた浜田光夫
- 「おじいちゃん」と呼ばれたくなかった浜田さん
- 「父上」という呼び方を選んだ理由
- 新幹線での恥ずかしいエピソード
「おじいちゃん」と呼ばれたくなかった浜田さん
浜田光夫さんは、お孫さんから「おじいちゃん」と呼ばれることに抵抗があったようです。これは多くの祖父世代が抱える気持ちで、まだまだ現役で活躍している自分が「おじいちゃん」と呼ばれることに、少なからず年齢を感じてしまうのでしょう。
特に浜田さんは長年スクリーンで青春を演じ続けてきた俳優だけに、「おじいちゃん」という言葉が自分のイメージと結びつかなかったのかもしれません。気持ちは若く、まだまだ青春を感じていたいという願いが、この呼び方への抵抗につながったのではないでしょうか。
実は浜田さんが祖父になったのは比較的若い時期だったこともあり、「おじいちゃん」と呼ばれることへの違和感は一層強かったと考えられます。自分自身がまだ元気に仕事をしている最中に孫ができたわけですから、心理的なギャップを感じるのも無理はありませんね。
「父上」という呼び方を選んだ理由
そこで浜田光夫さんが考案したのが、「父上」という呼び方でした。これは「父の上の人」という意味で、つまり「父親のお父さん」を表現する、なんともユニークな呼称です。
時代劇風の格式ある響きを持つ「父上」という言葉は、確かに「おじいちゃん」よりも威厳があり、若々しさを保てる呼び方に感じられます。浜田さんなりの工夫で、祖父としての立場を受け入れながらも、自分らしさを失わない方法を見つけたのでしょう。
お孫さんたちも素直に「父上」という呼び方を受け入れてくれたようで、家族の中では実際にこの呼称が使われていたそうです。一般的な家庭では見られない呼び方ですが、浜田家ならではの温かいユーモアと愛情が感じられるエピソードだと思いませんか。
新幹線での恥ずかしいエピソード
しかし、この「父上」作戦は、ある時思わぬ形で裏目に出てしまいます。新幹線に乗っていた時のこと、お孫さんが「父上ーっ!」と大声で浜田さんを呼んだのです。
新幹線の車内で「父上」と叫ばれた浜田さんは、周囲の乗客から注目を浴び、非常に恥ずかしい思いをされたそうです。現代の日常生活で「父上」という呼び方はあまりに目立ちすぎて、かえって周囲の視線を集めてしまったわけですね。
浜田さんご本人は後にこのエピソードを「大失敗」と振り返っておられるそうで、そのユーモラスな語り口からも人柄の良さが伝わってきます。孫に特別な呼び方をさせたい祖父の気持ちと、それが引き起こした予想外の事態という、なんとも微笑ましいエピソードではないでしょうか。
浜田光夫の家族構成と孫との関係
- 妻は元タカラジェンヌの青園宴さん
- 2人の娘に恵まれた家族
- 良好な家族関係が窺える共演シーン
妻は元タカラジェンヌの青園宴さん
浜田光夫さんの妻は、宝塚歌劇団52期生だった青園宴さん(本名・浜田恭美子さん)です。お二人は1972年にハワイで結婚式を挙げられ、なんと芸能人によるハワイ挙式の第1号だったというから驚きです。
この結婚式を取り仕切ってくださったのは、浜田さんの親友である石原裕次郎さんでした。裕次郎さんの妻である石原まき子さんは、手作りの思い出アルバムまで作成してくださったそうで、スター同士の深い絆が感じられる素敵なエピソードですね。
恭美子さんは浜田さんが右目を負傷した困難な時期や、アルコール依存症に苦しんだ時期を、献身的に支え続けてこられました。妻の支えがあったからこそ今の浜田さんがあるわけで、夫婦の絆の強さには本当に頭が下がる思いがします。
2人の娘に恵まれた家族
浜田光夫さんと恭美子さんの間には、2人の娘さんが誕生しています。長女の有香さんと次女の依見さんで、どちらも父親譲りの優しさを持った方々のようです。
長女の有香さんは玉川学園出身で、同じ学園の同窓生だった加藤和也さんと2000年に結婚されました。現在は美空ひばりさんの名前にちなんだBikuu Profectという会社の社長として、ひばりプロダクション関連の事業に携わっておられます。
一方、次女の依見さんは一般人として静かに暮らしておられ、2人のお子さんを育てていらっしゃいます。姉妹それぞれが異なる道を歩みながらも、父親を大切に思う気持ちは共通しているのでしょう。
良好な家族関係が窺える共演シーン
浜田光夫さんは娘さんたちと共にテレビ番組に出演されたこともあり、その際の様子から家族関係の良さが伝わってきます。2018年には「徹子の部屋」に家族揃って出演され、和やかな雰囲気で家族の絆を見せてくださいました。
番組では妻の恭美子さんが話の進行役を務め、浜田さんは家では寡黙な性格だというエピソードも明かされました。スクリーンでは饒舌な役も演じてきた浜田さんですが、家庭ではリラックスした姿で家族に囲まれているのでしょうね。
お孫さんたちも含めて、浜田家は世代を超えて仲良く支え合っている様子が窺えます。昭和の大スターが、家族の温かさに包まれながら人生の晩年を過ごしている姿は、私たちにとっても希望を感じさせてくれるものではないでしょうか。
浜田光夫の孫についてのまとめ
浜田光夫さんの孫は、次女の依見さんのお子さんである娘さんと息子さんの2人です。長女の加藤有香さんにはお子さんがいないため、浜田さんにとってこの2人が唯一の孫ということになります。
この記事の要点を復習しましょう。
- 浜田光夫さんの孫は次女・依見さんの2人の子供(娘と息子)である
- 長女の加藤有香さんには子供がおらず、孫は次女の子供のみ
- 次女家族は一般人のため詳細情報は非公開となっている
- 浜田さんは「おじいちゃん」と呼ばれたくなく「父上」と呼ばせていた
- 新幹線で「父上ーっ!」と呼ばれて恥ずかしい思いをした
- 浜田家は妻の恭美子さんを中心に良好な家族関係を築いている
昭和の映画黄金期を彩った浜田光夫さんも、今では愛する孫たちに囲まれる幸せな祖父となられました。「父上」という呼び方のエピソードからは、年齢を重ねても若々しくありたいという願いと、家族への深い愛情が感じられますね。
