サッカー日本代表として世界の舞台で活躍する長友佑都選手と、明るい笑顔が魅力的なタレント・平愛梨さんの夫婦は、常に仲睦まじい姿で多くの人々を魅了しています。お二人はどのようにして出会い、国境を越えた愛を育んできたのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、二人の運命的な馴れ初めから、サン・シーロスタジアムでの感動的なプロポーズ、そして4カ国で生まれた4人の息子たちとの現在の暮らしまで、詳しくご紹介します。平さんの天然な勘違いから始まった恋物語や、「アモーレ」という言葉とともに日本中を沸かせた交際宣言の舞台裏など、心温まるエピソードが満載です。
長友佑都と平愛梨の出会いと交際の始まり
- お笑い芸人・三瓶さんが仕掛けた運命の食事会
- 平愛梨の天然な勘違いが生んだロマンス
- 結婚を見据えた真剣交際のスタート
お笑い芸人・三瓶さんが仕掛けた運命の食事会
長友佑都選手と平愛梨さんの出会いは、2013年12月に開催されたある食事会でした。この食事会を企画したのは、お笑い芸人の三瓶さんで、実は三瓶さんが長友選手の熱烈なファンだったことが、二人の縁を結ぶきっかけになったのです。
長友選手は以前からテレビで平さんを見て「純粋そうで優しそう」という印象を持っており、ぜひ会ってみたいと思っていました。一方、人見知りな性格の平さんは最初この食事会への参加を躊躇していましたが、親友である三瓶さんが長友選手に会いたがっていることを知り、三瓶さんも同席するなら参加しようと決意したそうです。
この初対面で、平さんは長友選手の人柄に強く惹かれ、「ケラケラ笑い、三瓶さんとの雰囲気も非常に良く出逢った時から素敵な方でした」と後に振り返っています。もし三瓶さんという共通の友人がいなければ、世界的なサッカー選手と人気タレントという異なる世界で活躍する二人が出会うことはなかったかもしれず、まさに三瓶さんは恋のキューピッドだったと言えるでしょう。
平愛梨の天然な勘違いが生んだロマンス
複数人での食事会が何度か続いた後、ある日偶然にも二人きりで食事をする機会が訪れました。人見知りで緊張しやすい平さんは、会話が途切れてしまうことを心配して、なんと心理テストの本とトランプを持参したそうです。
この可愛らしい準備に長友選手は微笑みながら応じ、二人の距離は徐々に縮まっていきました。そして食事の終わりに、長友選手が何気なく「俺についてきて」と声をかけたところ、平さんはこれを「一生ついてきて」という意味のプロポーズだと勘違いしてしまったのです。
この天然な勘違いによって、平さんの心は完全に恋に落ち、後日勇気を出して「好きになっちゃったと思います」と告白します。平さんの純粋で一途な気持ちに触れた長友選手は真剣に向き合い、「次に付き合う人とは結婚を考えたいから、まずはお互いをよく知ろう」と丁寧に応えたといい、この時点で既に結婚を意識していたことが窺えます。
結婚を見据えた真剣交際のスタート
こうして二人は2015年頃から、結婚を前提とした真剣な交際をスタートさせました。しかし当時の長友選手はイタリアのインテルに所属しており、日本で活動する平さんとは遠距離恋愛を強いられることになります。
遠く離れていても、二人は頻繁に連絡を取り合い、お互いの仕事を尊重しながら愛を育んでいきました。平さんは長友選手の試合を応援するためイタリアを訪れることもあり、国境を越えた愛の深さを感じさせるエピソードとして、多くのファンの心を打ちました。
この時期の二人の関係は、単なる恋愛感情だけでなく、人生のパートナーとしてお互いを理解し合おうとする真摯な姿勢に満ちていたと言えます。アスリートとして厳しい世界で戦う長友選手を支えたいという平さんの思いと、遠く離れていても平さんを大切に想う長友選手の優しさが、二人の絆をより強固なものにしていったのでしょう。
アモーレ宣言からプロポーズ、そして結婚へ
- サン・シーロスタジアムでの感動的なプロポーズ
- 「僕のアモーレです」交際宣言が日本中で話題に
- クリスマスイブの婚約会見と入籍
サン・シーロスタジアムでの感動的なプロポーズ
真剣な交際を続けていた二人にとって、2016年2月は人生の大きな転機となりました。長友選手は、平さんがイタリアを訪れた際、自身が所属するインテルのホームスタジアムであるサン・シーロスタジアムのピッチでプロポーズを敢行したのです。
普段は数万人の観客が見守る中で戦う聖地で、長友選手はひざまずいて「結婚してください」と平さんに指輪を渡しました。この情熱的でロマンティックなシチュエーションに、平さんは感極まって涙を流し、プロポーズを受け入れたといいます。
サッカー選手として最も大切な場所で愛する人に結婚を申し込むという行為には、平さんへの深い愛情と、人生を共に歩んでいく覚悟が表れています。このエピソードを知った時、二人の愛の物語がまるで映画のワンシーンのように美しく、多くの人々が感動したことは想像に難くありません。
「僕のアモーレです」交際宣言が日本中で話題に
2016年6月、二人の交際が週刊誌「フライデー」で報じられることになり、その前日に長友選手が取材に応じました。この時、長友選手は「僕のアモーレ(愛する人)です」というイタリア語を交えた言葉で堂々と交際を宣言し、日本中で大きな話題となりました。
キリンカップの試合後には、観客席にいた平さんとハートマークを送り合う姿が目撃され、そのラブラブぶりに多くの人々が心を動かされました。平さんも自身のブログで、三瓶さんとの食事会での出会いや、長友選手の素敵な人柄について詳しく語り、ファンからは祝福のコメントが殺到したそうです。
「アモーレ」という言葉は瞬く間に流行し、同年12月には流行語大賞のトップテンに選出されるほどの社会現象になりました。二人の純粋で堂々とした愛の表現は、隠すことなく正面から恋愛と向き合う清々しさがあり、多くの人々に勇気と希望を与えたのではないでしょうか。
クリスマスイブの婚約会見と入籍
2016年12月24日、クリスマスイブという特別な日に、二人は東京都内のホテルで婚約会見を開きました。長友選手は「本当にたくさんの方々に支えて頂いたので、この場に立てて本当に幸せですし、本当にうれしく思います」と語り、「試合よりも緊張している」とも明かしています。
そして翌年の2017年1月29日、二人は正式に婚姻届を提出し、晴れて夫婦となりました。長友選手はInstagramで「入籍しました!山あり谷ありの人生。感謝の心を忘れず、一瞬一瞬を胸に刻みながら、2人支えあって歩んでいきたいと思います」とコメントし、平さんも「これほどの喜び!感動しました!今の気持ちを忘れず大切に育んでいきたいと思います」と喜びを表現しました。
興味深いことに、二人は婚姻届製作所のオリジナル婚姻届を使用し、平さんの家族が提出したそうで、細部までこだわった二人らしい入籍だったことが窺えます。2013年の出会いから約3年、三瓶さんの食事会に始まり、勘違いから生まれた恋、遠距離恋愛、そしてサン・シーロでのプロポーズを経て、ついに二人は正式に家族となったのです。
4カ国で誕生した4人の息子たちと現在の家庭生活
- イタリア、トルコ、フランス、日本で生まれた国際的な兄弟
- それぞれの国の言葉が込められた愛称
- 父・長友を応援する賑やかな家族の日常
イタリア、トルコ、フランス、日本で生まれた国際的な兄弟
結婚後、長友選手と平さんの家庭は次々と新しい命に恵まれ、現在では4人の息子たちを育てています。特筆すべきは、4人の子供たちがそれぞれ異なる国で誕生しているという点で、まさにグローバルな時代を象徴する家族と言えるでしょう。
2018年2月5日にイタリアで第1子となる長男が、2019年8月13日にトルコで次男が、2021年4月22日にフランスで三男が、そして2023年4月22日に日本で四男が誕生しました。長友選手のサッカーキャリアに伴う移籍により、家族は世界各地で生活することになりましたが、それぞれの土地で無事に出産を迎えられたことは、平さんの強さと家族の絆の深さを物語っています。
平さんは異国の地での出産について、「異国の地で頑張ってくれた妻とサポートしてくださった皆さんに心から感謝します。女性は偉大すぎる!」という長友選手の言葉からも分かるように、大変な苦労があったことでしょう。しかし、その経験が家族にとってかけがえのない思い出となり、4人の息子たちが将来、自分がどこで生まれたのかを誇りに思える素敵なストーリーになっているのではないでしょうか。
それぞれの国の言葉が込められた愛称
長友選手と平さんは、4人の息子たちにそれぞれ生まれた国の言葉に由来する愛らしい愛称をつけています。長男はイタリア語で「男の子」を意味する「バンビーノ」、次男はトルコ語で「赤ちゃん」を意味する「ベベック」、三男はフランス語で「赤ちゃん」を意味する「ベベ」と呼ばれています。
四男については特定の愛称ではなく「赤ちゃん」と呼ばれることもあるようですが、これからきっと素敵な愛称が定着していくことでしょう。それぞれの愛称には、生まれた国への感謝と、その地で家族として過ごした時間への思い入れが込められているように感じられます。
2025年2月現在、長男のバンビーノくんは7歳、次男のベベックくんは5歳、三男のベベくんは3歳、そして四男は1歳と、年齢差が約2歳ずつの賑やかな4兄弟となっています。平さんがSNSで公開する子供たちの写真を見ると、みんな父親の長友選手に似ているという声が多く、特に長男は「パパそっくり」「どんどんPAPAに似ていくね」と話題になっているそうです。
父・長友を応援する賑やかな家族の日常
現在、長友選手は日本のJリーグ・FC東京に所属し、家族は日本に拠点を置いて生活しています。4人の息子たちは、父親の試合を熱心に応援する「PAPA応援隊」として、スタジアムで長友選手を見守る姿がたびたびSNSで公開され、多くのファンを和ませています。
長友選手が試合に出場する際、子供たちは「僕たちも登場する?!」と確認し、父と一緒にピッチに入場できると分かると「よっしゃー!ブラボー」と互いにハグし合って喜ぶそうです。特に長男のバンビーノくんは、もう自分のことを一人の選手だと思っているようで、堂々と歩き、手を振って頭を下げる姿に、平さんも微笑ましく感じているといいます。
平さんは「PAPAは本試合前に4男児のワチャワチャを目にして集中力途切れないかな?と気になってたけど、どうやらそれさえもパワーになるようだ!」と語っており、家族の存在が長友選手の大きな力になっていることが分かります。世界で活躍してきたトップアスリートが、今は4人の息子たちに憧れられる父親として家庭を大切にしている姿は、スポーツ選手の新しいロールモデルとも言えるのではないでしょうか。
長友佑都と平愛梨についてのまとめ
長友佑都選手と平愛梨さんの愛の物語は、三瓶さんという恋のキューピッドとの出会いに始まり、天然な勘違いから生まれたロマンス、国境を越えた遠距離恋愛、そしてサン・シーロでの感動的なプロポーズへと続きました。「アモーレ」という言葉とともに日本中を沸かせた二人は、2017年に結婚し、現在では4カ国で生まれた4人の息子たちと幸せな家庭を築いています。
この記事の要点を復習しましょう。
- 2013年12月、お笑い芸人・三瓶さんが企画した食事会で二人は運命的に出会った
- 平さんの「一生ついてきて」という勘違いがきっかけで恋が芽生えた
- 2016年2月、サン・シーロスタジアムのピッチで長友選手がプロポーズ
- 「僕のアモーレです」という交際宣言が流行語大賞を受賞するほど話題に
- 2017年1月29日に入籍し、正式に夫婦となった
- 4人の息子たちはイタリア、トルコ、フランス、日本でそれぞれ誕生し、各国の言葉で愛称がつけられている
二人の物語は、ただのセレブカップルの恋愛談ではなく、国境や文化の違いを越えて愛を育み、家族を大切にする現代の理想的な夫婦像を示してくれています。これからも長友選手の活躍と、平さんの温かい家庭づくり、そして4人の息子たちの成長を、多くのファンが見守り続けることでしょう。
